これからの時代を生きる子どもたちが、心身すこやかに充実して生きる助けとなるよう、
祖先が受け継いできた知恵を受け取り、子どもたちの心身の蘇生を助けること
私達のふるさとの国日本の清らかな大自然と共に息づいてきた、古く貴い伝統文化を新しい時代を生きる子どもたちに伝え、
日本に生まれたことへの喜びと感動をもたらすこと
祖国日本の大樹なる文化を全身全霊で感じながら、
日本人として生きることの誇りと自信とをお持ちになれるよう、いざなうこと
毎年7月下旬から9月上旬にかけて、天候の条件に合わせ、会を開きます。
金土日を基本とした日程による3日間の宿泊での滝行また山行(山中にて行の直前にこちらに臨むためのボディワークを行います。また、滝行を挟んで山を歩くこと自体が行となる面がございます)を行います。
3日間という充実した時間をかけて、日常の生活の場を離れ大自然の懐の深くに身を置きながら、
次のような内容を行います。
全ての内容が大切であり、通してご参加いただくことで、
心と身体を良い方向へ変化させることができると考えております。
1)滝行
初めて滝行を行う方や、身体の小さな方につきましては、
清浄の滝(妙法ヶ岳)での滝行を基本といたします。
そして、その年の滝周辺の状況や天候の状況に応じて、
大除沢不動滝(白石山)での滝行も視野に入れます。
期間中3回の滝行において、
参加者の皆様が少しずつ心と身体の浄化を進めていけるようご指導いたします。
指導者は皆様お一人お一人の滝行に立ち合い、
見守りながらご指導いたしますのでご安心ください。
また、状況により可能であれば、
一緒に滝に入る形での滝行も行うことがございます。
いずれにしましても参加者の方はいつも指導者の手を取ることができます。
2)山中また山頂でのワーク(山行として)
滝行に際しては心と身体をほぐす必要がございます。
こうすることで、日常生活の場において心と身体の奥に封印し続けてきた心の闇を解きほぐし、
引き出すことができるようになります。
このようなことから、当会にては、
滝行に先立ち山中にて心理学を元に独自に組み立てられたボディワークを行います。
また、3日間に渡り、この地の聖域をひたすら足を動かして歩き渡すこと自体により、
身体の中もが澄んでまいります。
3)大滝温泉への入浴
大滝温泉にて心と身体を深く静めることも大切な過程の一つです。
大滝温泉につきましてはこちらをご覧ください。
埼玉県秩父市内に所在する宿泊施設を基本といたしております。
結びに、皆さんにお伝えしたいことが一つあります
それは、“続けていくことが大切”といういうことです
大昔から、「石の上にも三年」という言葉があるのを知っていますか
何かを実らせたり、なしとげるためには、三年の年月の辛抱“しんぼう”が必要だという、昔の人の教えです
春がおとずれて桜がいっせいに花開き、やがて花びらを雪のように降らせ
若葉が芽吹き、少しずつ色あざやかな緑の季節へと、自然は変わっていきます
次の春がやってきて、また桜を見られるまで、ゆるやかな時間が流れます
私たち人間の心も身体も、そのような自然の一部です
大きな、ゆるやかな時間をかけて変化していきます
その変化の最初のおとずれは、三年という年月がたった時かもしれません
あなたは、はっと古い言葉は本当だったと気づくかもしれません
また、その後も一年、また一年と、あなたの心と身体は変わっていくことでしょう
けっして、あせらないこと
自然の力をお借りし、神様の助けをお借りして、
自然の流れと共に心と身体の蘇生術である滝行に取り組んでいきましょう
私は、めぐる季節とともに、毎年、毎年と場を開いて
皆さんをこのような時の中で、お助けしていければと思います